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夢をかなえた修了生の声

千駄ヶ谷の修了生は9,000余名を数えます。
国内・海外で活躍する修了生のメッセージには、夢をかなえた喜びが詰まっています。
60歳以上の方も、世界中で活躍中です!
修了生から寄せられた生の声をご紹介します。

長澤 茜さん

ハルツーム大学アフリカ・アジア研究所(スーダン)
通学6ヶ月クラス(高田馬場校)修了

アフリカのスーダン共和国で日本語を教えています。
日々試行錯誤の連続ですが、日本での経験が大変役に立っています。

私は2009年秋に日本語教師養成講座を卒業し、その後、千駄ヶ谷日本語学校で3年半教壇に立ちました。そして、海外でも日本語教師をしたいという夢を実現するためにJICAの青年海外協力隊に応募し、今、アフリカのスーダン共和国で日本語を教えています。

私の配属先は首都にあるハルツーム大学アフリカ・アジア研究所です。日本語学習を希望している人は200人近くいるものの、日本語公開講座はまだ始まったばかりで、教材も不十分なうえ、教師は私一人です。 授業準備や実施、カリキュラムの調整など、日々試行錯誤の連続ですが、日本での経験が大変役に立っています。

千駄ヶ谷の養成講座の教壇実習では、グループメンバーの意見を参考にしながら何時間も教案を考え、実際に教壇で授業を行った後は、自分の授業のビデオを見たり、クラスメートや先生からコメントやアドバイスをいただいたりすることで、自然と学習者に合った日本語を教えるという指導方法を身につけることができたと感じます。

今、スーダンは日本語教育の立ち上げ期であり、また、自分にとって新たなタイプの学習者を教えているので、対象者や学習環境が違う海外では日本でのやり方をそのままそっくり使うことはできません。しかし、養成講座で学んだ基礎的な知識や実習での経験、また先生方の手厚い御指導があったからこそ、今、初めての環境でも日本語教育に挑めているのだと思います。

千駄ヶ谷の養成講座で、先生方やスタッフのサポートの元、しっかり基礎を固めれば、日本でも海外でも活躍できる日本語教師になるのも夢ではないと思います。

 

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