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夢をかなえた修了生の声

千駄ヶ谷の修了生は9,000余名を数えます。
国内・海外で活躍する修了生のメッセージには、夢をかなえた喜びが詰まっています。
60歳以上の方も、世界中で活躍中です!
修了生から寄せられた生の声をご紹介します。

川嶋 栄子さん

SHTセンター(カンボジア)
通学6ヶ月クラス(高田馬場校)修了

千駄ヶ谷に通い出して感じたのは、日本語教師は
「特別な技術者だ」ということでした。

昨年の4月から千駄ヶ谷日本語教育研究所の養成講座へ通い始めました。そして今、私はカンボジアにいます。元々リタイアしたら海外で暮らすつもりでしたが、「滞在する」のではなく、「生活」したいと考えていました。海外で生活するためには、何かその国の人と一緒に活動できるもの、お互いに必要とし合えるものがなければと考えて、日本語教師を目指しました。私は全然外国語ができませんが、国語の教員免許状や教員として教えた経験もありましたので、日本語教師ならば日本語だけでも大丈夫なのではと考えたのです。しかし、実際のところはまったく違いました。目から鱗が落ちるとはこのことかと感じた半年間でした。千駄ヶ谷日本語教育研究所へ通い出して、こんなにも外国の方に日本語を理解させることが難しいということに驚き、戸惑いました。全く未知の世界でした。

そこでまず感じたことは、日本語教師は特別な技術者だということです。日本語は一つのことを言うにも沢山の言い方が存在します。色々な言葉のニュアンスを適切に分かりやすく理解させ、習得させなければなりません。普段何気なく使っていた言葉の一つ一つに「理由」があるなんて思ってもみませんでした。

千駄ヶ谷の日本語教師養成講座は正直、厳しいです。しかし、教えるには絶対に専門知識が必要です。体系的に順序立てて教える力、日本語を分かりやすく分析して理解させる技術はしっかりした基礎知識に支えられて育つものです。日本語教師になろうとする人には、資格ではなく、本当の教育力をつけてほしい。これは大変な仕事なんだぞということを、千駄ヶ谷ではまず教えられました。

カンボジアでは自分のキャリアのために日本語を学ぶ人が増えています。これから経済が発展していく国々では日本語が学習者の将来を変えることにもなります。そういう期待にこたえたいという方にもぜひ、千駄ヶ谷の420時間を大切に受けてほしいです。

 

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