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夢をかなえた修了生の声

千駄ヶ谷の修了生は9,000余名を数えます。
国内・海外で活躍する修了生のメッセージには、夢をかなえた喜びが詰まっています。
60歳以上の方も、世界中で活躍中です!
修了生から寄せられた生の声をご紹介します。

水谷 信子さん

(サウジアラビア リヤド在住)
通学3ヶ月クラス(高田馬場校)修了

一時帰国で全日クラスを修了。千駄ヶ谷で学んだコースデザインの学習内容をリヤドで実践できる時が来ました。

 夫の転勤に伴いサウジアラビアの首都リヤドに住み始めて4年になります。当地の女性と親交を深めることを願ってきましたが、果たせないで来ました。当地の女性は、外出時には黒い衣服や被り物で身を覆い、目だけを出している状態であるため、言葉の隔たり以上の壁を感じて友達になることができませんでした。しかしながら、日本文化に興味を持ち、日本語を習いたいと願う女性が少なからずいることが分かった時、日本語を教えることは当地の女性と交流するための絶好の手段になると考えました。

 3か月の全日コースは、夫を勤務地に残して一時帰国した私には、最短の時間で学ぶことができる、都合の良いものでした。連日、朝から夕方までの授業だったので、学習内容の復習や実習準備のために、深夜まで自宅学習をし、体力や精神力の限界に挑戦する毎日となりました。けれども、クラスメートの励ましや、二人の担任の先生が毎日親身になって指導してくださったことで、毎日を乗り切ることができました。特に、真っ赤になって戻ってくる教案添削には大いに力づけられました。

 サウジアラビアに戻って幾人かの女性に日本語を教えてみると、彼女達の心は何も覆われていないこと、即ち、感覚や感情は女性同志共有できるものであることが分かりました。千駄ヶ谷の養成講座を受けたからこそ、サウジアラビアの女性達との交流を深められるようになったのです。過日、ある女子大学で6月に始まる日本語短期講座の講師依頼を受けました。千駄ヶ谷で学んだコースデザインの学習内容をやりがいと喜びをもって実践できる時が来ました。今後は日本語教師として異文化相互理解に貢献したいと考えています。

 

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