千駄ヶ谷の修了生は1万余名を数えます。
国内・海外で活躍する修了生のメッセージには、夢をかなえた喜びが詰まっています。
60歳以上の方も、世界中で活躍中です!
修了生から寄せられた生の声をご紹介します。
南陽理工学院 外国語学院日本語科
通学6ヶ月クラス(横浜校)修了
大学卒業後30年間、海外数か国に赴任しておりました。最後のインドネシアでホテルの支配人をしていた頃、現地の日本語教育の現状を見てその後の人生を大きく変える一大決心をしました。「高校生の頃の夢だった教師になる!」。その後ホテルを早期退職し帰国しました。養成講座の数校を見て回り、最終的に千駄ヶ谷に決めた理由は半年間での修了を保障してくれたことです。他校は半年といっても保障はできないとのこと。そして入って本当に良かったのは講師陣の層の厚さと講義内容です。先生方のお陰で「日本語に関する知識」の勉強を続けていくことの大切さを教わりました。千駄ヶ谷の養成講座は単なる専門知識の習得ではないということです。教師として自分の引き出しに何を入れるべきか、いかに増やしていくか。その視点を持つ意義を教わりました。日本語ネイティブなら誰でも日本語教師になれるのか。言うまでもなく答えはNO。教師としてのプライドとその維持の大切さを教えてくれたのが千駄ヶ谷の養成講座だったのです。それが他校にはない大きな特長だと思います。
3年前初めて大学の教壇に立ち36名の視線を感じたときは、「これだったんだ、高校生の頃の夢は!」と本当に涙がこぼれそうになりました。後で分かったことですが、中国の大学で教師になるには必ずしも420時間養成講座の修了が条件ではありません。しかし、420時間を履修したかしないかでは確実に差が出ます。文学部で日本語文法を専攻していたならいざ知らず、中国の大学でボイス(使役受け身文など)を教えたり、最も難しい文法の一つとされるアスペクトの説明を板書で分かりやすく説明したりするなど、千駄ヶ谷での授業を受けていなければ到底中国人の教授や先生たちから相手にされなかったでしょう。今でも文法や発音について聞かれた時は、千駄ヶ谷の先生方のレジュメを見直しています。
キャンパスで多くの学生から「先生、こんにちは!」と声をかけられる度に頬が緩み、同時に責任を強く感じます。「先生」と呼ばれることがこれほどまでに意義があり素晴らしいことなのか。大げさではなく千駄ヶ谷との出会いが私の人生を大きく変えたのです。私にとって最後の母校が千駄ヶ谷と断言できます。
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