大学院進学コース

大学院(修士課程)進学Q&A

注)答えの内容は現在のものです。大学院進学のシステムは変わる場合があります。必ず最新の情報を調べるようにしてください。

大学の学部と、大学院で専攻したいことが違います。私は大学で日本語を専攻しましたが大学院では経営を専攻したいです。経営の知識はどのくらい必要ですか。

大学院は、自分でテーマを決めて研究する場所です。
大学院で経営を専攻するなら、まず、大学卒業レベルの経営の知識が必要です。

 

大学院に進学するためには、どのぐらいの日本語のレベルが必要ですか。

日本語能力試験N1以上のレベルが必要です。

大学院では、修士論文を書かなければならないので、論文を書く力が非常に大切です。
短い時間で専門書や資料を大量に読むので、読解力や語彙力も高いレベルが必要です。
また、調べたことをまとめて、発表したり、ディスカッションしたりするので、話す力も聞く力も高いレベルが必要です。
大学院に入った後は、日本語の勉強をする時間はありません。入学時に十分な日本語のレベルが必要です。

専科(専門大学)を卒業しました。大学院に入れますか。

専科(専門大学)を卒業した場合は資格審査を受ける必要があります。

資格審査で認められれば、大学院の入学試験を受けることができます。審査基準は学校によって違いますが、研究実績があったり、仕事で研究内容に関連した専門的な経験がある人など、十分な専門知識を持っている人は、認められることが多いです。

大学院の入学試験はどのような試験がありますか。

筆記試験と口頭試問がある学校が多いです。

筆記試験は専門分野に関する長文を読んで要約したり、専門用語の説明をしたり、自分の意見を書いたり(小論文)する試験が多いです。英語の試験は学校によって違います。
口頭試問では、事前に提出した研究計画書や、専門用語について説明したり、自分の考えを話したりします。

大学院進学に日本留学試験(EJU)は必要ですか。

日本留学試験(EJU)の結果が必要となる学校もあります。

英語は必要ですか。

入学試験では必要ない学校もあります。

出願の時に、TOEFLのスコアを出さなければならない学校が多いです。
TOEICのスコアが使えるところもあります。これから英語の資格試験を受ける場合は、TOEFLを受けておいたほうがいいです。

大学院入学後は必要なことが多いです。

大学院に入ってから、英語の資料を読むことが多いです。英語で論文を書くこともあります。

これから、千駄ヶ谷に入って大学院進学を目指します。日本へ行く前にどんな準備をしておいたほうがいいですか。

まず、大学院で何を研究するか、研究テーマを詳しく考えておいたほうがいいです。

日本語が難しい人は母国語でいいです。母国語でいいので、研究計画書が書ける人は書いておくと、日本に来てから、進学準備が始めやすいと思います。
研究テーマを考えるのが難しい人は、卒業した大学の先生にいろいろ相談してみるのもいいと思います。それから、大学で卒業論文などを書いた人は、必ず日本へ持ってきましょう。英語や日本語で翻訳できる人は、翻訳しておくといいです。